9. トラブルシューティング
以下は、一般的な問題の症状とその解決方法の一覧です。推奨手順を実行しても問題が解決しない場合は、Wildlife Acousticsサポートに連絡して支援を受けてください(「Wildlife Acousticsサポートへのお問い合わせ」を参照)。
Song Meter Micro 2が応答しないようであれば、複数の件を確認し、原因を確認して一般的な解決策を試します。
取り付けられているすべての電池が新品か、充電されたばかりで、正しく取り付けられていることを確認してください。
単三電池トレイは、電池の挿入がきつい可能性があります。プラスの接点に接触しなくても、トレイで電池を固定することができます。各電池がマイナス側のバネとプラス側の金属接点の両方に接触していることを確認してください。
スイッチが の位置にあることを確認します。
ボタンを押して、 LED (ステータス LED) のいずれかが点灯するかどうかを確認します。
ボタンを押したときにいずれかのLEDが点灯する場合は、レコーダーに電力が供給されています。レコーダーをSong Meter Configuratorアプリとペアリングしてみます(「レコーダーのSong Meter Configuratorアプリとのペアリング」を参照)。お使いのレコーダーがアプリの[レコーダー]画面に表示されない場合は、「アプリがステータス更新を受信しない」を参照してください。
Song Meter Micro 2に修理が必要な場合があります。さらにサポートが必要な場合は、Wildlife Acousticsサポートにお問い合わせください(「Wildlife Acousticsサポートへのお問い合わせ」を参照)。
LED (機能 LED) がまったく点灯しない場合は、Song Meter Micro 2がSong Meter Configuratorアプリの[レコーダー]画面に表示されない場合や、アプリがレコーダーからのステータス更新を1分間に数回受信しない場合は、確認すべき原因がいくつか考えられます。
Song Meter Micro 2の電源が入っていて、 ボタンを押すと LED (ステータス LED) が1つ以上点灯することを確認します。
詳細については、「レコーダーの電源が入らない」を参照してください。
注記
搭載されている電池がほとんど消耗している場合、レコーダーにはLEDの動作を表示するのに十分な電力はありますが、Bluetooth経由で通信するには十分な電力がないことがあります。
取り付けられているすべての電池が良好な状態であることを確認してください。
モバイルデバイスの設定でBluetooth®を有効にします。
iOSまたはAndroidでは、設定アプリを開き、Bluetoothのページを選択してBluetoothをオンまたはオフにします。
Androidデバイスを使用している場合は、デバイスの設定で位置情報がオンになっていることを確認してください。
位置情報を有効にする方法については、Google サポート記事を参照してください。
Song Meter Configuratorアプリに要求されたすべての権限が付与されていることを確認してください。
iOSの場合:
設定アプリを開きます。
[Song Meter]エントリをタップして、Song Meterアプリの設定ページを開きます。権限はこのページから切り替えることができます。
Androidの場合:
設定アプリを開きます。
[アプリ]をタップします。
Song Meterアプリのエントリをタップします。
[権限]をタップします。
このページのすべての権限を有効にします。
重要
一部のデバイスでは、GPS接続とBluetooth接続は同じハードウェアコンポーネントによって処理されるため、Bluetoothを使用するには、Song Meterアプリが位置情報権限にアクセスできる必要があります。
レコーダーとペアリングできる場合は、[Bluetoothビーコンの送信]設定が有効になっているかどうかを確認してください。この設定を無効にすると、レコーダーとアプリがペアリングされていない限り、Song Meter Micro 2はSong Meter Configuratorアプリでステータスを更新しません。
レコーダーが最新の状態で[レコーダー]画面に表示されているのに、レコーダーとのペアリングや設定ができない場合は、「アプリとレコーダーをペアリングできない」を参照してください。
それでもレコーダーが[レコーダー]画面に表示されない場合や、アプリがレコーダーから更新されたステータス情報を受け取らない場合は、Song Meter Micro 2に修理が必要な場合があります。 Wildlife Acousticsサポートに連絡して、さらなるトラブルシューティングのサポートを受け、必要に応じて修理の手配をしてください(「Wildlife Acousticsサポートへのお問い合わせ」を参照)。
Song Meter ConfiguratorアプリとSong Meter Micro 2をペアリングできない場合は、まず以下を確認してください。
Song Meter Micro 2の電源が入っていて、 ボタンを押すと LED (ステータス LED) が1つ以上点灯することを確認します。
詳細については、「レコーダーの電源が入らない」を参照してください。
注記
搭載されている電池がほとんど消耗している場合、レコーダーにはLEDの動作を表示するのに十分な電力はありますが、Bluetooth経由で通信するには十分な電力がないことがあります。
取り付けられているすべての電池が良好な状態であることを確認してください。
Song Meter Micro 2がアプリの[レコーダー]画面に表示され、アプリが1分間に数回レコーダーからステータス更新を受信していることを確認します。
そうでない場合は「 アプリがステータス更新を受信しない 」を確認してください。
Song Meter Micro 2の電源が新品の電池でオンになっていて、定期的にステータス更新をSong Meter Configuratorアプリに送信しているのに、ペアリング処理が頻繁に失敗する場合は、次の手順に進んでください。
使い捨て電池を使用している場合は、新品であることを確認してください。充電式電池を使用している場合は、最近フル充電されたことを確認してください。
[レコーダー]画面で、レコーダーの[ステータス]アイコンをタップして[ステータス]画面を開きます。
[電池レベル]ラベルの下で、%/VトグルスイッチをVに設定します。
電圧レベルが十分に高いことを確認してください。以下は、いくつかの一般的なタイプの新品または完全に充電された電池のおおよその電圧測定値です。
単三アルカリ電池: 6.4 V
単三NiMH電池: 5.8 V
単三Energizer® Ultimate LithiumTM: 6.7 V
新品または完全に充電された電池の測定値が常にこれらの値よりも大幅に低い場合は、Wildlife Acousticsサポートに連絡して、電池やSong Meter Micro 2で発生する可能性のある問題の診断サポートを依頼してください。「Wildlife Acousticsサポートへのお問い合わせ」を参照してください。
[ステータス]画面の下部に表示されている[ファームウェアバージョン]の値を確認します。リストされているバージョンが、wildlifeacoustics.comの最新バージョンと一致していることを確認してください(「ファームウェアアップデートのダウンロード」を参照)。一致していない場合は、「SDカードからペアリングされたレコーダーへの設定の読み込み」を参照してください。
これらの手順を実行してもSong Meter Micro 2とペアリングできない場合は、レコーダーの修理が必要な可能性があります。Wildlife Acousticsサポートに連絡して、さらなるトラブルシューティングのサポートを受け、必要に応じて修理の手配をしてください(「Wildlife Acousticsサポートへのお問い合わせ」を参照)。
これらのエラーメッセージは、レコーダーの[ステータス]画面の[ストレージ情報]パネルに表示される場合があります。
[SDカードなし]: SDカードが検出されません。
[SDカードの容量がいっぱい]: メモリカードは検出済みですが、容量がいっぱいです。
[SDカードエラー]: カードは検出されましたが作動していません。
[SDカードのフォーマット不良]: カードのフォーマットが認識されていないか、または壊れています。
[SDカードがダーティ]: 書き込み中にカードが中断され、この状態がクリアされるまでレコーダーはカードに書き込めないことを知らせます。
詳細については、以下の「SDカードがダーティ」を参照してください。
SDカードの一般的なトラブルシューティングのヒント
SDカードで問題が発生した場合は、まず重要なデータをバックアップしてからカードを再フォーマットすることをおすすめします。
保存する必要のあるデータがカードに含まれていないことがわかっている場合は、カードを再フォーマットしてください(「SDカードのフォーマット」を参照)。
カードをフォーマットすると、カードからすべてのデータが消去され、空白の状態にリセットされます。録音中によくあるカードエラーを避けるため、配備のたびにカードをフォーマットすることをお勧めします。
カードに、終了したばかりの配備からの録音など、必要なデータが含まれている可能性がある場合は、カードをコンピュータに接続します。データにアクセスできる場合は、データを別の場所(コンピュータの内蔵ドライブなど)にコピーし、カードを再フォーマットします(「SDカードのフォーマット」を参照)。
カードをコンピュータから物理的に取り外す前に、必ずコンピュータのオペレーティングシステムからカードを適切に取り出してください。これらの指示に従ってカードを取り外さないと、Song Meter Micro 2にエラーメッセージが表示されることがあります。
Windowsでは、ハードウェア(SDカードを含む)の安全な取り外しに関するマイクロソフトのサポート記事 を参照してください。
MacOSでは、SDカードの取り出しに関するAppleのサポート記事を参照してください。
このエラーメッセージが表示される場合は、SDカードがSong Meter Micro 2のカードスロットに完全に挿入されていることを確認してください。スロットのスプリング機構に適切に取り付けるには、カードをスロットに完全に押し込んで挿入し、もう一度押すと、スプリングによってスロットからカードが取り出されます。
エラーメッセージが引き続き表示される場合は、同じレコーダーで別のカードを使用するか、複数のレコーダーを使用している場合は同じカードを別のレコーダーで使用してみてください。こうすると、カードまたはSong Meter Micro 2のSDカードスロットに根本的な問題があるかどうかが判断できます。
このメッセージは、Song Meter Micro 2がこれ以上音声ファイルを保存するための十分な空き容量がカードにないことを知らせます。
コンピュータから見たときにカードがいっぱいでないように見えてもこのメッセージが表示される場合は、前回使用してからカードが正しくフォーマットされていない可能性があることを意味します。
カードを再フォーマットしていない限り、コンピュータ上のファイルをゴミ箱に移動して削除してもカードの構造が削除されたファイルの影響を受け続け、Song Meter Micro 2はそのスペースを使用できなくなりますSDカードをフォーマットすると、すべてのファイルが削除され、カードの構造がリセットされます。
このメッセージは、さまざまな種類のカードエラーを示している可能性があります。最初のステップとして、「SDカードの一般的なトラブルシューティングのヒント」を参照してください 。カードの内容を表示しようとしたときに、コンピュータにもエラーメッセージが表示されるかどうかを確認します。これは、カード自体に問題がある可能性を示します。
複数の異なるSDカードが1台の特定のSong Meter Micro 2では常にこのエラーメッセージが表示されるのに、他のレコーダーやコンピュータでは表示されない場合は、Song Meter Micro 2自体に問題がある可能性があります。さらにサポートが必要な場合は、Wildlife Acousticsサポートにお問い合わせください(「Wildlife Acousticsサポートへのお問い合わせ」を参照)。
これは、カードが正しくフォーマットされていないことを示しています。Song Meter Micro 2は、カードのサイズに応じて、次の2つのファイルシステムのうちの1つがカードにあることを想定しています。
4 GBから32 GBまでのサイズのSDHCカードの場合、ファイルシステムはFAT32でなければなりません。
64 GBから2 TBまでのサイズのSDXCカードの場合、ファイルシステムはexFATでなければなりません。
Song Meter Micro 2がカードをフォーマットする場合(「SDカードのフォーマット」を参照)、SD カードのサイズには上記のファイルシステムが適用されます。ただし、コンピュータでソフトウェアフォーマットツールを使用して、これらの規則に一致しないSDカードに他のファイルシステムを適用することは可能です。
たとえば、32 GBを超えるカードにFAT32フォーマットを適用できます。ただし、エラーメッセージが表示され、Song Meter Micro 2がカードを使用できなくなるため推奨されません。場合によっては、Song Meter Micro 2がカードを再フォーマットしようとした後もエラーが続くこともあります。
SDカードが上記の規則に一致しないファイルシステムにフォーマットされている場合は、SD Associationの無料フォーマットツールを使用して、カードに「クイックフォーマット」を適用してください。
このエラーメッセージは通常、SDカードへの書き込み中にSong Meter Micro 2が中断された後に表示されます。このメッセージの最も一般的な原因は、レコーダーの電池が寿命に達し、レコーダーの電源が切れたことです。
重要
ほとんどの場合、「SDカードがダーティ」メッセージは、SDカードまたはSong Meter Micro 2に重大な問題や異常な問題があることを示すものではなく、エラーが発生する前に記録されたデータが失われたことを示すものでもありません。
通常、ダーティビットをクリアするには、カードをMacOSまたはWindowsコンピュータに接続し、カードを取り外して取り出すだけです(「SDカードの一般的なトラブルシューティングのヒント」を参照)。カードを再フォーマットするとダーティビットもクリアされますが、必ず最初にカードからコンピュータにデータをバックアップしてください。
「ダーティ」と表示されているSDカードは、SDカードやその他のデータストレージシステムで使用される「ダーティビット」と呼ばれる安全メカニズムを指します。特定の操作の途中でSong Meter Micro 2の電源が切れたり、SDカードとの接続が切断されたりすると、「ダーティビット」がその中断のマーカーとして機能します。
このような操作の途中で中断されたカードへデータの書き込みを続けると、カードに以前に保存されたすべてのデータが破損する可能性があります。SDカードにダーティビットのマークが付いていることを検出すると、Song Meter Micro 2は深刻なデータ破損を防ぐためにカードへの書き込みを停止します。ダーティビットが生成される前にカードに保存されたデータはすべて保持されます。
Song Meter Micro 2は工場出荷時の設定にリセットできます。ただしレコーダーの内部クロックはリセットされません。タイムゾーン設定は協定世界時(UTC)にリセットされます。
それぞれの設定とデフォルト値の説明については、「設定リファレンス」を参照してください。
デフォルトの位置設定は緯度0度、経度0度で、デフォルトのタイムゾーンはUTC+ 00:00、グリニッジ標準時(GMT)に相当します。
デフォルトのスケジュールは、プリセットされている[鳥・カエルを24時間録音]です。
Song Meter Configuratorアプリを使用した工場出荷時の設定への復元
Song Meter Configuratorアプリを使用してペアリングされたレコーダーで工場出荷時の設定を復元するには、以下の操作を行います。
新品または充電したばかりの電池をSong Meter Micro 2に取り付けます。
Song Meter Configuratorアプリで、[ユーティリティ]メニューを開きます。
レコーダーのSong Meter Configuratorアプリとのペアリング.
レコーダー名の横に [設定]および[ペアリング解除]アイコンが表示されます。
[レコーダー]画面で、ペアリングされたSong Meter Micro 2の[設定]アイコンをタップします。
設定編集の右上角にある[ユーティリティ]アイコンをタップします。
[ユーティリティ]メニューで、[工場出荷時の設定に復元する]をタップします。
デフォルト設定に復元してよいかどうかの確認メッセージが表示されます。
[OK]をタップして確定します。
[リセット]動作インジケータが表示され、その後に確認メッセージが表示されます。
Song Meter Micro 2は、診断ファイルが生成される前のレコーダーの内部プロセスのログの他、内部テストの結果を記録する診断ファイルを生成できます。診断ファイルは、レコーダーが再起動したときに自動的に生成されます。また、手動で生成することもできます。
注記
自動的に生成された診断ファイルは、必ずしもレコーダーに重大な問題があることを示すものではありません。ハードウェアの誤動作とは関係のない自動診断ファイルの一般的な原因については、「診断ファイル」を参照してください。
一般に、Wildlife Acousticsサポートには、サポート担当者から依頼があった場合にのみ診断ファイルを送信することをお勧めします。診断ファイルだけでは、レコーダーで発生している問題を特定するには不十分です。問題を自分で説明することから始めるのが最適です。サポート担当者は、問題の背景を理解した後で診断ファイルの確認を求めることがあります。「Wildlife Acousticsサポートへのお問い合わせ」を参照してください。
Song Meter Configuratorアプリを使用すると、ペアリングされたSong Meter Micro 2から診断ファイルを生成し、Wildlife Acousticsサポートに電子メールで送信することができます。
注記
この方法で診断ファイルを送信するには、モバイルデバイスの内蔵メールアプリケーションが正しく設定されている必要があります。
新品または充電したばかりの電池をSong Meter Micro 2に取り付けます。
Song Meter Configuratorアプリで、[ユーティリティ]メニューを開きます。
レコーダーのSong Meter Configuratorアプリとのペアリング.
レコーダー名の横に [設定]および[ペアリング解除]アイコンが表示されます。
[レコーダー]画面で、ペアリングされたSong Meter Micro 2の[設定]アイコンをタップします。
設定編集の右上角にある[ユーティリティ]アイコンをタップします。
[ユーティリティ]メニューで、[Wildlife Acousticsに診断を電子メールで送信する]をタップします。
[読み込み中...]動作インジケータが画面に表示され、レコーダーの LED (ダイアログ LED) が緑色に点滅します。これは通常30秒以上続きます。
モバイルデバイスのメールインタフェースが、
support2024@wildlifeacoustics.com
宛ての診断ファイルが添付された新しいメッセージを生成します。Wildlife Acousticsサポート宛てのメッセージに、診断ファイルの状況を説明するメッセージを追加します。レコーダーでどのような問題が発生していますか?どのようなトラブルシューティング手順をすでに試みましたか(「トラブルシューティング」を参照)?
診断ファイルがWildlife Acousticsサポートで現在進行中のケースに関連している場合は、メッセージの件名にケース番号を追加してください。
[送信]をタップします。
内蔵マイクのテスト
配備の合間には基本テストを実行して、 Song Meter Micro 2の内蔵マイクが正しく機能していることを確認するようお勧めします。他のSong Meterモデルとは異なり、Song Meter Micro 2のマイクは、通常は円筒形マイク用に設計された一般的なマイク較正信号発生器には対応していません。ただしマイクの感度の基本的なチェックは可能です。
正確なノイズ測定には適していません
Song Meter Micro 2は、一定した既知の信号レベルを必要とする録音用途には適していません。たとえば、周囲のノイズレベルの絶対値を監視する場合、それらの測定の精度は、マイクの正確な感度を知っているかに左右されます。この場合、較正された信号発生器を使用してマイクを正確に測定できるレコーダーをお勧めします。円筒形マイクを備えた、その他のSong Meterモデルもこのカテゴリに分類されます。
Song Meter Micro 2の内蔵マイクをテストする方法の1つは、話している人の音声を録音し、その録音をコンピュータで聞き直して音声が妥当な範囲で鮮明に録音されていることを確認することです。
microSDカードをレコーダーのmicroSDカードスロットに挿入します。
レコーダーのSong Meter Configuratorアプリとのペアリング.
レコーダー名の横に [設定]および[ペアリング解除]アイコンが表示されます。
[レコーダー]画面で、ペアリングされたSong Meter Micro 2の[設定]アイコンをタップします。
レコーダー設定をこのテストに適した値に変更します。
サンプルレートを 44100 Hzまたは48000 Hzに変更します。
サンプルレートが低いと、人間の声の最も高い周波数成分を録音できず、テスト録音の音がこもる可能性があります。
ゲイン設定を 6 dBに変更します。
ゲイン設定を高くした場合、通常の音量でマイクの近くで話すと録音が歪み、マイクの状態を判断しにくくなります。
プリセットのスケジュール、[鳥・カエルを24時間録音]を選択します。
最後の設定が変更されてから10秒後に、Song Meter Micro 2が録音中であることを知らせます。
LED (録音 LED) が緑色に点滅し始め、テスト録音を行います。
Song Meter Micro 2を口から約1メートル離します。
LED (録音 LED) が緑色に点滅し始めたら、 の通気口を手前にし、静かなところで、通常の声の高さを保ちながら、はっきりと話してください。ほんの数語で十分です。
microSDカード (マイクロSD) を取り外す前に、
スイッチをスライドさせて に設定します。
テスト録音を聞いてください。
microSDカードをコンピュータに接続します。
音声再生プログラムで録音を開きます。
録音された音声は、明瞭でわかりやすいものでなければなりません。
声が歪んで聞こえる場合は、ゲインがSong Meter Micro 2で6 dBに設定されていることと、レコーダーが話し手の口から1メートル以上離れていることを確認してください。音が近すぎたり、大きすぎたり、ゲインを高く設定しすぎたりすると、録音が歪んでしまいます。
声がこもって聞こえる場合は、前の蓋のSample rate (サンプルレート) が44100 Hzまたは48000 Hzに設定されていることを確認します。
通気口に障害物がないことを確認し、このテストでは、コンピュータやスマートフォンなどのデバイスを使用して1 kHzの正弦波を生成します。Song Meter Configuratorは、入力信号レベルを数値で読み出すことができます。
これらの説明は、可聴音用機器および録音機器に関する基本概念wo理解されていることを前提としています。基本的なテストでは、テスト録音を行い、主観的に録音品質を評価してマイクをテストするだけで十分です(「録音例を使用した内蔵マイクのテスト」を参照)。
このテストの制限事項
コンピュータまたはスマートフォンのスピーカーの音量、Song Meter Micro 2からの距離 、および各デバイスの向きはすべて、この読み出しの値に著しく影響を与えます。これらの要因の一貫性が保たれていないと、2つのテストの結果を有意義に相互比較できなくなります。
このテストだけでは、個々のマイクの感度を正確に測定することはできません。よくても、2台のSong Meter Micro 2レコーダーの感度を比較できる程度です。基本的な比較を行う場合でも、2台のSong Meter Micro 2レコーダーはレコーダーとスピーカー間の距離と向きがまったく同じで、スピーカーが同じ音量に設定された状態でテストする必要があります。
スピーカーから1 kHzの正弦波を再生するようにコンピュータまたはスマートフォンを設定します。
正弦波の出力レベルに影響する可能性のあるすべての要因が、テスト間で一貫するようにしてください。
Song Meter Micro 2をスピーカーから約1フィートの位置に置きます。
複数のレコーダーをテストする場合は、各レコーダーを同じ位置、同じ向きに配置します。
Song Meter Configuratorアプリで、[ユーティリティ]メニューを開きます。
レコーダーのSong Meter Configuratorアプリとのペアリング.
レコーダー名の横に [設定]および[ペアリング解除]アイコンが表示されます。
[レコーダー]画面で、ペアリングされたSong Meter Micro 2の[設定]アイコンをタップします。
設定編集の右上角にある[ユーティリティ]アイコンをタップします。
[マイクのテスト]をタップします。
[マイクのテスト]ウィンドウが表示されます。
このウィンドウには、1 kHzにバンドパスフィルター処理された入力信号レベルの数値読み出しがdBFS単位で表示されます。
テストトーンを再生しているデバイスを除き、近くのすべての音を消します。
1 kHzの正弦波を再生します。
マイクのテストの読み取り値が落ち着いたら、測定値を記録します。