可聴音用マイクのテスト

このタスクについて

可聴音用マイクの感度を測定して、その機能をテストできます。マイクのテストの読み出しでは、1 kHzのバンドパスフィルターを適用して、可聴音用マイクからの入力信号の音量を測定します。この読み出しは、標準のマイク較正器で使用するように設計されています。

標準的なマイク較正器では、マイクから一定の距離で1 Pa/94 dB SPL、1 kHzの発信音が発生します。較正器は、直径0.5インチのマイクと互換性がなければなりません。

重要:

この手順は、較正済み1.0 kHzサイン波を発生するサードパーティ製マイク較正器でのみ有効です。

手順

  1. Song Meter Configurator アプリで、[ユーティリティ]メニューを開きます。
    1. レコーダーの Song Meter Configurator アプリとのペアリング.

      レコーダー名の横に [設定]および[ペアリング解除]アイコンが表示されます。

    2. [レコーダー]画面で、ペアリングされたSong Meter Mini Bat 2の[設定]アイコンをタップします。
    3. 設定編集の右上角にある[ユーティリティ]アイコンをタップします。
  2. [ユーティリティ]メニューで、[マイクのテスト]をタップします。
  3. Song Meter Mini Bat 2の蓋を閉めます。
  4. 可聴音用マイクからスポンジ状のウィンドスクリーンを取り外します。
    可聴音用マイクが取り付けられたSong Meter Mini Bat 2。スポンジ状のウィンドスクリーンを取り外すと、マイクを収納するプラスチック製シリンダーが見えます。
  5. 較正器の指示に従って、較正器を可聴音用マイクに接続します。
    多くの較正器では、マイクを較正器に挿入する必要があります。
  6. 較正器をオンにします。
  7. 較正器に複数のテスト周波数と振幅のオプションがある場合は、1 kHzと94 dB SPLを選択してください。
  8. [マイクのテスト]ウインドウで振幅の読み取り値を観察します。値が-16 dBを超えていれば、マイクは正常に作動し、使用できる状態になっています。値がそれより小さい(負の度合いが大きい)場合、マイクの感度が一部またはすべて失われています。マイクを交換してください。

    [マイクのテスト]ウィンドウのdBFS値は負の数値であるため、-16 dBよりも「高い」値は0 dBに近い値です。たとえば、-10 dBの読み取り値は合格ですが、-20 dBの読み取り値は不合格です。

    [マイクのテスト]ウィンドウには、取り付けられた各マイクのレベル測定値が負のデシベル(dB)単位で表示されます。