複数のブロックがあるスケジュール

スケジュールとスケジュールブロックおよび日の出と日の入りを使ったスケジュールでは、単一のスケジュールブロックで高い柔軟性が得られることを確認しました。開始時刻と終了時刻は、日の出時刻と日の入り時刻に合わせて動的に調整でき、デューティサイクル機能により、オン/オフが交互に繰り返されるパターンを作成できます。

前述のように、1つのスケジュールは最大10個のスケジュールブロックで構成できます。複数のブロックを使用する際に知っておくべきことは次のとおりです。

ブロックの順序

スケジュール内では、どのブロックがリストの一番上に配置され、どのブロックが一番下に配置されているかは関係ありません。この順序は、あるブロックが別のブロックよりも優先されるという意味ではありません。

ブロック独立

単一のスケジュール内で、各ブロックは互いにまったく異なるコマンドを持つことができます。たとえば、最初のブロックの開始時刻終了時刻を、 デューティサイクルなしの固定時間としてクロックに設定し、2番目のブロックの開始時刻終了時刻のどちらかまたは両方について日の出と日の入りを基準にしてデューティサイクルを使うようにすることができます。

Song Meter Mini Bat 2でオプションの可聴音用マイクを取り付けた場合は、各ブロックの録音モード超音波または可聴音に設定できます。スケジュール内のブロックは、すべて同じモードを使用するように設定したり、ブロックごとに異なるモードを使用したりできます。

ブロックがオーバーラップしている

同じモードの2つのスケジュールブロックの録音時間が重複している場合、Song Meter Mini Bat 2は重複する録音時間を1つの複合録音時間として処理します。

たとえば、ブロック1に13:45から14:15までの録音時間が含まれ、ブロック2に14:00から15:00までの録音時間が含まれている場合、Song Meter Mini Bat 2は13:45から15:00までの時間を1つの録音時間として処理し、[最長録音時間]設定に従ってのみ分割します。

このルールは、各ブロックがクロックの固定時刻を参照するように設定されているか、日の出/日の入りを参照するように設定されているかに関係なく適用されます。このルールは、各録音時間が単一の連続したスケジュールブロックであるか、より長い周期的なスケジュールブロックのうちの1つの録音時間であるかに関係なく適用されます。

スケジュールに、可聴音モード録音時間とオーバーラップする超音波モード録音時間がある場合は、可聴音モードが優先されます。

重要:

超音波録音時間と可聴音録音時間を同時にすることはできません。

このルールは、超音波録音がトリガーモードと非トリガーモードのどちらに設定されているかに関係なく適用されます。