トランセクトモード
トランセクト機能を使用すると、移動調査中にモバイルデバイスの位置とともに音声を録音できます。
トランセクト中は、 Song Meter Configurator アプリをSong Meter Mini Bat 2とペアリングする必要があります。位置情報は5秒ごとにキーホールマークアップ言語(KML)ファイルに保存され、モバイルデバイスの位置を記録します。位置情報は、トランセクト中に録音された各音声ファイルのメタデータにも保存されます。トランセクト中は、マップインタフェースにモバイルデバイスの移動経路が表示され、各音声ファイルの保存場所が経路上にフラグとして表示されます。トランセクトが終了すると、デバイス上の別のアプリにKMLファイルをエクスポートするように求めるメッセージが表示されます。
トランセクト中、Song Meter Mini Bat 2 はプログラミングされたスケジュールを無視しながら、 設定編集でプログラミングされたスケジュール以外の設定をすべて使用します。 プログラミングされたスケジュールに関係なく、トランセクトの全長を監視します。トランセクトが終了すると、Song Meter Mini Bat 2はプログラミングされたスケジュールを再開します。
キーホールマークアップ言語(KML)ファイル
キーホールマークアップ言語は、GPS位置情報を保存するためのXMLベースの言語です。.kmlファイル内の未処理データは、テキストエディターまたはXMLエディターで表示でき、Google Earth™のマップや、この形式をサポートする他のマッピングソフトウェアで視覚化できます。
各トランセクトで生成されるKMLファイルには、モバイルデバイスの経路と、トランセクト中に保存された各音声ファイルの場所への参照が記録されます。
トリガー録音と非トリガー録音
トランセクトは、トリガー超音波録音と非トリガー超音波録音のどちらも使用できます。モードは、[超音波設定]画面の[非トリガー録音]設定によって決まります。
どちらのモードでも、新しいGPS位置情報ポイントが5秒ごとにKMLファイルに書き込まれます。
トリガーモードでは、非トリガー録音を無効にすると、トリガーされた各録音ファイルがモバイルデバイスの位置情報とともに保存されます。この位置は、トリガーされた音声ファイルが終了したときに保存されます。
非トリガーモードでは、非トリガー録音を有効にすると、Song Meter Mini Bat 2が[最長録音時間]パラメータで定義されたセグメントに分割された連続音声を録音します 。 各録音セグメントの終わりに、モバイルデバイスの現在地がその音声ファイルのメタデータに保存されます。
