トーンジェネレータを使用したマイクのテスト

このタスクについて

このテストでは、コンピュータやスマートフォンなどのデバイスを使用して1 kHzの正弦波を生成します。 Song Meter Configurator は、入力信号レベルを数値で読み出すことができます。

これらの説明は、可聴音用機器および録音機器に関する基本概念wo理解されていることを前提としています。基本的なテストでは、テスト録音を行い、主観的に録音品質を評価してマイクをテストするだけで十分です(「録音例を使用した内蔵マイクのテスト」を参照)。

重要:

コンピュータまたはスマートフォンのスピーカーの音量、Song Meter Micro 2からの距離 、および各デバイスの向きはすべて、この読み出しの値に著しく影響を与えます。これらの要因の一貫性が保たれていないと、2つのテストの結果を有意義に相互比較できなくなります。

このテストだけでは、個々のマイクの感度を正確に測定することはできません。よくても、2台のSong Meter Micro 2レコーダーの感度を比較できる程度です。基本的な比較を行う場合でも、2台のSong Meter Micro 2レコーダーはレコーダーとスピーカー間の距離と向きがまったく同じで、スピーカーが同じ音量に設定された状態でテストする必要があります。

手順

  1. スピーカーから1 kHzの正弦波を再生するようにコンピュータまたはスマートフォンを設定します。

    正弦波の出力レベルに影響する可能性のあるすべての要因が、テスト間で一貫するようにしてください。

  2. Song Meter Micro 2をスピーカーから約1フィートの位置に置きます。

    複数のレコーダーをテストする場合は、各レコーダーを同じ位置、同じ向きに配置します。

  3. Song Meter Configurator アプリで、[ユーティリティ]メニューを開きます。
    1. レコーダーの Song Meter Configurator アプリとのペアリング.

      レコーダー名の横に [設定]および[ペアリング解除]アイコンが表示されます。

    2. [レコーダー]画面で、ペアリングされたSong Meter Micro 2の[設定]アイコンをタップします。
    3. 設定編集の右上角にある[ユーティリティ]アイコンをタップします。
  4. [マイクのテスト]をタップします。

    [マイクのテスト]ウィンドウが表示されます。

    このウィンドウには、1 kHzにバンドパスフィルター処理された入力信号レベルの数値読み出しがdBFS単位で表示されます。

    たとえば、「フルスケールに対して-20.56 dB」などです。
  5. テストトーンを再生しているデバイスを除き、近くのすべての音を消します。
  6. 1 kHzの正弦波を再生します。
  7. マイクのテストの読み取り値が落ち着いたら、測定値を記録します。