7. Song Meter Configurator アプリ概要
このセクションでは、Song Meter Configuratorアプリインタフェースの概要を説明します。アプリの操作方法と、アプリの各部分に表示される設定、機能、情報について説明します。これらのコンポーネントの使用方法については、以下のセクションでさらに詳しく説明します。
Song Meter Configuratorアプリを使用して配備を開始するタスクの手順については、「配備: Song Meter Mini Bat 2」を参照してください。
Song Meter Mini Bat 2でSong Meter Configuratorアプリを使用する際の設定方法については、「設定: Song Meter Mini Bat 2」を参照してください。このセクションでは、使用可能なすべての設定と、カスタムスケジュールの設計に関する詳細な手順を説明します(「カスタムスケジュールの設計」を参照)。
ファームウェアの更新やマイクのテストなど、レコーダーのメンテナンス方法については、「保守と保護 Song Meter Mini Bat 2」を参照してください。
Song Meter Configuratorアプリについて
Song Meter Configuratorアプリには、Song Meter Mini Bat 2のスケジュールと設定のシンプルなインタフェースが用意されています 。iOSとAndroidを搭載した携帯電話やタブレットで作動し、一度インストールするとインターネット回線は必要ありません。「Song Meter Configuratorアプリのインストール」を参照してください。
重要
SDカードから.miniconfig
ファイルを読み込むことで、アプリを使わずにほとんどの設定を行うことができますが、レコーダーのクロックを設定するにはアプリを使用する必要があります。クロックが設定されていない場合、レコーダーは録音スケジュールを実行しません。
Bluetooth接続を介してSong Meter Configuratorアプリとレコーダーの通信が行われます。デフォルトでは、レコーダーは定期的にステータスビーコンを送信し、Song Meter Configuratorアプリがレコーダーとペアリングされていない場合でも、近くのデバイスで実行されているアプリはこれを受信できます。
アプリは、一度に1台のレコーダーとペアリングして双方向通信を行うこともできます。レコーダーとペアリングすると、Song Meter Configuratorアプリを使用してレコーダーの設定をリアルタイムでプログラミングできます。ぺアリングされたレコーダーとアプリの設定ライブラリ間で設定ファイルを転送することもできます。
Song Meter Mini Bat 2レコーダーは、Bluetooth Low Energyプロトコルを使用してSong Meter Configuratorアプリと通信します。
注記
Song Meter Mini Bat 2をSong Meter Configuratorアプリとペアリングするプロセスは、ヘッドフォンなどの一般的なBluetoothアクセサリのペアリングに使用するプロセスとは異なります。ペアリングの手順については、「レコーダーのSong Meter Configuratorアプリとのペアリング」を参照してください。
デフォルトでは、Song Meter Mini Bat 2レコーダーの電源を入れると、数秒に1回Bluetoothステータスビーコンが生成されます。レコーダーがモバイル端末のBluetooth範囲内にあれば、Song Meter Configuratorアプリは自動的にBluetoothステータスビーコン、そしてレコーダーを検出し、アプリの[レコーダー]画面に表示します。
[Configuration Editor (設定編集)]画面で、レコーダーのBluetoothステータスビーコンを無効にすることができます(「[Bluetoothビーコンの送信]」を参照)。Bluetooth (ブルートゥース) ビーコンが無効の場合、レコーダーの ボタンを3秒間長押ししない限り、アプリはレコーダーを検出しません。
注記
Bluetooth信号の使用可能範囲は、スマートフォンごと、タブレットごとに異なりますが、Song Meter Mini Bat 2とスマートフォンまたはタブレットとの間にはっきりした見通し線があれば、通常は30フィート未満です。
Apple AppストアまたはGoogle PlayストアからSong Meter Configuratorアプリをインストールするには、インターネット回線が必要です。アプリをインストールすると、アプリのコア機能のいずれにもインターネット回線は必要ありません。レコーダーの管理とプログラミングは、ローカルのBluetooth通信のみを使用して行うことができます。
GPSと位置データに関する注記
Song Meter Configuratorは、デバイスのリアルタイムの位置情報を使用して、配備場所をに自動的にSong Meter Mini Bat 2に保存できます(「レコーダーの配備位置の自動設定」を参照)。位置データは、[位置とタイムゾーン]画面に手動で入力することもできます。この場所は、後で参照できるように各音声ファイルに保存されます。
スマートフォンや有料携帯電話プランの一部のタブレットなど、ほとんどの携帯電話対応デバイスには、地球を周回するGPS衛星から送信される情報を受信するGPSアンテナが装備されています。このGPSデータはセルラーネットワークを経由しないため、スマートフォンは携帯電話中継塔の範囲外でもGPSから位置情報を受信できます。[位置とタイムゾーン] 画面に表示される地図データは、インターネット回線がないと表示されない場合がありますが、デバイスの位置座標はインターネットに依存しません。
有料携帯電話プランのないタブレットなど、ほとんどの非携帯電話対応デバイスには GPS アンテナが搭載されていません。これらのデバイスは、近くのWi-Fiルーターからおおよその位置データを追跡できる場合がありますが、これは一般にGPS位置データほど正確ではなく、最寄りのWi-Fiルーターから約50メートル以内でしか機能しません。専用のGPS受信機をBluetooth経由でタブレットとペアリングすると、より正確な位置データが得られ、Song Meter Mini Bat 2の保存された配備場所の設定に使用できます。
Song Meter Configuratorアプリは、AndroidデバイスとiOSデバイスで利用できます。
Androidデバイスの場合は、Google PlayストアからAndoroid版をダウンロードしてインストールします。Configuratorアプリを実行するには、Androidバージョン8.0以降が必要です。
iOSデバイスの場合は、Apple AppストアからiOS版をダウンロードしてインストールします。Configuratorアプリには iOSバージョン12.0以降が必要です。
注記
お使いのデバイスが、対応最低バージョンよりも古いオペレーティングシステムを実行している場合、 Song Meter Configuratorアプリはインストールできません。
[レコーダー]画面
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[レコーダー]画面には、Bluetoothの範囲内でSong Meter Configuratorによって検出された各レコーダーが表示されます。以前に検出済みのレコーダーがBluetoothの通信距離外にある場合や、その電源がオフになっている場合でも、それを削除するまでは、リストに表示され続けます。
[レコーダー]画面では、レコーダーとペアリングして設定することもできます。この手順の手順については、「レコーダーのSong Meter Configuratorアプリとのペアリング」を参照してください。
レコーダーが通信距離内にあり、電源が入っているにもかかわらず、[レコーダー]画面のリストに表示されない場合は、[Bluitoothビーコンの送信]というユーティリティがそのレコーダーに対して有効になっていることを確認してください(「[Bluetoothビーコンの送信]」を参照)。
[レコーダー]画面へのアクセス
[レコーダー]画面は、Song Meter Configuratorアプリを開いたときに最初に表示される画面です。画面下部のナビゲーションバーにある[レコーダー]アイコンをタップすると、[設定ライブラリ]画面と[アプリ情報]画面から[レコーダー]画面にアクセスできます。
[レコーダー]画面: トップメニューバー
[レコーダー]画面のトップメニューバーには、左から右にリストされている次のボタンがあります。
[並べ替え基準] | このアイコンをタップすると、[レコーダーの並べ替え基準]メニューが開き、2つのオプションのいずれかでレコーダーを並べ替えるオプションが表示されます。現在使用されている並べ替えオプションは、上向きまたは下向きの矢印で示されます。並べ替えの昇順と降順を切り替えるには、[並べ替え基準]をタップしてから、現在使用されている並べ替えオプションをもう一度タップします。 使用可能な並べ替えオプションは次のとおりです。
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[すべてクリア] | このアイコンをタップすると、[レコーダー]画面からすべてのエントリが消去されます。現在Bluetoothビーコンを送信している近くのレコーダーが、数秒以内に[レコーダー]リストに再入力されます。 |
[検出されたレコーダー]リスト
ペアリングされていないレコーダーのエントリは白いテキストとアイコンで表され、次の情報が含まれます。
レコーダー名 | レコーダー名のデフォルト値はシリアル番号ですが、これはカスタム値に変更できます(「[設定編集]画面」を参照)。 |
[受信] | このテキストには、Song Meter Configuratorアプリがレコーダーからステータス更新を最後に受信した日時が一覧表示されます。更新後10秒間は、このテキストに[たった今受信]と表示されます。10秒経過すると、秒、分、時間、または日数で期間が表示されます。 |
[ステータス] | このアイコンをタップすると、レコーダーの[ステータス]画面が開き、アプリがレコーダーから最近受信した情報が表示されます。[ステータス]画面に表示されるすべての情報の内訳については、「[ステータス]画面」を参照してください。 |
ペアリングされたレコーダーのエントリは、緑色のテキストとアイコンで表示されます。このエントリには、ペアリングされていないレコーダーエントリと同じ情報のほか、2つのアイコンが含まれます。Song Meter Configuratorは、一度に1台のレコーダーとのみペアリングできます。
[設定] | タップすると[設定編集]画面が開き、ペアリングされたレコーダーの設定を変更したり、その他のさまざまな機能を実行したりできます。詳細については、「[設定編集]画面」を参照してください。 |
[ペアリング解除] | タップしてSong Meter ConfiguratorアプリのSong Meter Mini Bat 2とのペアリングを解除します。 別のレコーダーとペアリングする前に、現在ペアリングされているレコーダーとのペアリングを解除する必要があります。 |
レコーダーとのペアリング方法については、「レコーダーのSong Meter Configuratorアプリとのペアリング」を参照してください。
下部ナビゲーションバー
[レコーダー]画面の下部にあるナビゲーションバーには、[レコーダー]、[設定ライブラリ]、 [アプリ情報]画面のアイコンが表示されます。 [レコーダー]は緑色で強調表示され、現在の画面であることを示します。[設定ライブラリ]または[アプリ情報]アイコンをタップすると、それぞれの画面に移動します。
「[設定ライブラリ]画面」および「[アプリ情報]画面」を参照してください。
[ステータス]画面
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[ステータス]画面には、Song Meter Mini Bat 2から送信されるステータス情報と、Song Meter Configuratorアプリが受信したすべてのステータス情報が表示されます。これらのステータス情報は、レコーダーのSDカード、電池、スケジュール設定、マイク、ファームウェアのバージョンに関する情報です。
レコーダーの[ステータス]画面にアクセスするには、[レコーダー]画面に移動し、レコーダー名の右に表示されている[ステータス]アイコンをタップします。
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Song Meter Mini Bat 2がBluetoothの範囲内にあり、Bluetoothビーコンを送信しているか、またはアプリとペアリングされている場合、そのステータスはアプリ内で数秒に1回更新されます。レコーダーの最後に受信したステータス情報は、アプリを終了したり、モバイルデバイスまたはレコーダーの電源をオフにしたり、レコーダーがBluetoothの通信距離外に移動したりしても、アプリで保持されます。
1台のモバイルデバイスでSong Meter Mini Bat 2がSong Meter Configuratorアプリとペアリングされている間は、他のモバイルデバイスが受信するBluetoothビーコンを送信することはありません。ペアリングされたモバイルデバイスのみがリアルタイムのステータス更新を受信します。
[ステータス]画面には、次の情報とインタフェース要素が、上から下、左から右に表示されます。
一番上の情報バー
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< ステータス (戻るアイコン) | このアイコンをタップして[ステータス]画面を終了し、[レコーダー]画面に戻ります。 |
[最終更新時間] | このテキストは、Song Meter Configuratorアプリが選択されたレコーダーからステータス情報を最後に受信した日時を示します。 |
[ペアリング/未ペアリング] | このテキストは、レコーダーがアプリとペアリングされているかどうかを示します。 |
新しいファームウェアアラート
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アプリがレコーダーのファームウェアバージョンが最新のものより古いものであることを検出すると、一番上の情報バーの下にメッセージが表示されます。このメッセージには、ファームウェアの更新手順へのリンクと、入手可能な最新のファームウェアバージョンのリリースノートが含まれています。
このアラートを閉じるには、[終了]をタップします。
マイクレベルパネル
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このパネルは、レコーダーがアプリとペアリングされている場合にのみ表示され、現在取り付けられているアクティブなマイクの入力信号レベルがリアルタイムで表示されます。
注記
Song Meter Mini Bat 2が現在左のマイクだけで録音している場合、右のマイクが取り付けられていても、右のマイクのレベルメーターは音に反応しません。
[超音波レベル] | レコーダーが現在超音波録音を行っている場合、このメーターは超音波マイクが拾っている音量をリアルタイムで表示します。 |
[可聴音レベル] | 可聴音用マイクが取り付けられていて、レコーダーが現在可聴音録音を行っている場合、このメーターには可聴音用マイクが拾っている音量がリアルタイムで表示されます。 |
[ストレージ情報]パネル
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エラーメッセージの読み出し | SDカードに問題がある場合、[ストレージ情報]テキストの下にエラーメッセージが表示されます。一般的なエラーメッセージの説明については、「SDカードエラーメッセージ」を参照してください。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ストレージ使用率 | この円形グラフとパーセンテージテキストは、SDカードの空き容量の何パーセントが使用されたかを示しています。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
[合計] | SDカード上の使用済み容量と空き容量の合計容量をギガバイト単位で示します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
[利用可] | SDカード上の未使用で記録ストレージとして使用できる空き容量をギガバイト単位で示します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
[使用中] | SDカード上の録音やその他のデータによって占有されている容量をギガバイト単位で示します。[a] | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
[録音数] | 最後にレコーダーの電源をオンにしてからSDカードに保存された個別の録音ファイル数。レコーダーの電源を切るか、SDカードを再フォーマットすると、この数値はゼロにリセットされます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
[a] コンピュータを使ってSDカードの内容を「ゴミ箱に移動」しても、その容量が[ステータス]画面で[使用中]と表示されたままになることがあります。SDカードをフォーマットすると、カードのすべての容量が利用可能になります。「SDカードのフォーマット」を参照してください。 |
その他の情報パネル
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[レコーダーモデル] | レコーダーのモデル名が表示されます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
[レコーダー名] | レコーダーの名前が表示されます。デフォルトの名前はレコーダーのシリアル番号ですが、[設定編集]画面でカスタマイズできます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
[シリアル番号] | レコーダーのシリアル番号が表示されます。 レコーダーの筐体の右側にも同じシリアル番号が印刷されています。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
[温度] | Song Meter Mini Bat 2の内部温度センサーからの温度測定値を表示します。 °C/°Fトグルスイッチを使用すると、温度の単位を摂氏または華氏に設定できます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
[電池レベル] | レコーダーの電池の状態を表示します。 V/%トグルスイッチは、電池レベルを電圧測定値として表示するか、電池寿命残量の推定値として表示するかを決定します。[a] | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
[スケジュール名] | レコーダーが]設定編集]画面から選択したプリセットスケジュールのいずれかを実行している場合、スケジュールの名前がここに表示されます。レコーダーがカスタムスケジュールを実行している場合は、ここに[カスタムスケジュール]と表示されます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
[現在のレコーダー時刻] | レコーダーの内部クロックの時刻を表示します。 アプリが現在レコーダーからステータス更新を受信していない場合は、最後に受信したステータス更新時刻が表示されます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
[次回録音開始時刻] | Song Meter Mini Bat 2が現在録音中でない場合は、レコーダーの次に予定されている録音時間が表示されます。 このテキストは、次の録音時間に十分な空き容量があるSDカードが取り付けられている場合にのみ表示されます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
[残りの録音時間] | Song Meter Mini Bat 2がプリセットスケジュールを実行していて、現在録音中の場合、これは現在の録音時間の残り時間です。レコーダーが24時間のスケジュールを実行している場合は、[連続]と表示されます。 この情報は、カスタムスケジュールを実行しているレコーダーには表示されません。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
[右側マイク] | 右側のマイクが取り付けられていて、Song Meter Mini Bat 2で検出されているかどうかを、[接続済み] または[未接続]と表示します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
[電池タイプ] | レコーダーに電力を供給している電池のタイプを示します。 [AA]とは、アルカリ電池、NiMH電池、Energizer® Ultimate LithiumTM(リチウム/二硫化鉄)を含むあらゆる種類の単三電池を指します。 [リチウム]とは、18650リチウムイオン電池を指します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
[ファームウェアバージョン] | レコーダーにインストールされているファームウェアのバージョンを表示します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
[a] 単三電池の場合、電池寿命残量はアルカリ単三電池の一般的な動作に基づいて推定されます。NiMH電池またはEnergizer® Ultimate LithiumTM電池の推定電池寿命残量は正確ではありません。 |
[設定編集]画面
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[設定編集]画面は、Song Meter Mini Bat 2のすべての設定を編集するためのインタフェースです。 Song Meter Configuratorアプリをレコーダーとペアリングすると、レコーダーの設定を直接編集でき、設定を変更するたびにレコーダーはただちに更新します。
または、Song Meter Configuratorアプリの[設定ライブラリ]に保存済みの設定を作成し、この設定を複数のレコーダーに読み込んだり、同僚と共有したり、後で使用できるように保存したりできます。
ペアリングされたレコーダーの設定を直接編集する場合でも、設定ライブラリで設定を編集する場合でも、 設定編集のインタフェースはほとんど同じですが、いくつかの違いがあります。
注記
このセクションでは、[ペアリングが完了した設定の編集]および[ライブラリ 設定編集]画面に固有のインタフェース要素のみを取り上げます。
使用可能な各設定の詳細については、「設定リファレンス」を参照してください。
スケジュールシステムの仕組みの詳細については、「カスタムスケジュールの設計」を参照してください。
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ペアリングされたレコーダーを直接設定する場合、[設定編集]には[設定ライブラリ]で設定を編集するときには使用できない独自の機能がいくつかあります。
一番上の情報バー
[<](戻る)、[レコーダー名]、[レコーダーモデル] | このテキストには、ペアリングされたレコーダーの名前とモデルが表示されます。このテキストをタップすると、 [レコーダー]画面に戻ります。 |
[読み込み] | タップすると、アプリの[設定ライブラリ]から設定が読み込まれ、ペアリングされたレコーダーの設定がすべて一致するように更新されます。 詳細な手順については、「設定ライブラリからペアリングされたレコーダーへの設定の読み込み」を参照してください。 |
[保存] | タップすると、ペアリングされたレコーダーの設定のコピーがカスタム設定名で設定ライブラリに保存されます。 詳細な手順については、「ペアリングされたレコーダーの設定ファイルの設定ライブラリへの保存」を参照してください。 |
[ユーティリティ] | タップすると、さまざまなユーティリティ機能にアクセスできます。使用可能なすべてのユーティリティ機能の説明については、「[ユーティリティ]メニュー」を参照してください。 |
[レコーダー名]パネル
[レコーダー名]には、現在のレコーダー名が編集可能なテキストフィールドとして表示されます。レコーダー名または鉛筆アイコンをタップしてレコーダー名を編集します。[レコーダー名]のデフォルト値はレコーダーのシリアル番号です。
レコーダー名は、ファイルを簡単に整理できるよう、すべての音声ファイル名のプレフィックスとして保存されます。また、「WA|Song Meter|プリフィックス」 フィールドの各.wav
音声ファイルのメタデータにも保存されます。
[トランセクト]
タップしてトランセクトインタフェースにアクセスすると、移動調査中に録音と一緒に位置データを記録できます。
トランセクトの概要、仕組み、生成される情報の詳細については、「トランセクトモード」を参照してください。
トランセクトの実行方法については、「トランセクトの録音」を参照してください。
[Bluetoothビーコンの送信]
[Bluetoothビーコンの送信]設定は、ペアリングされたレコーダーでのみ直接編集できます。この設定の詳細については、「[Bluetoothビーコンの送信]」を参照してください。
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設定ライブラリに保存された設定を編集する場合、 設定編集の一番上の情報バーに以下が表示されます。
< (戻る)、 設定名、 レコーダーモデル | [<]アイコンまたはここに表示されているテキストをタップすると、設定ライブラリに戻ります。 このテキストには、現在編集中の設定の名前と、その設定に対して互換性のあるレコーダーモデルが表示されます。設定は、第1世代でも第2世代でも、単一モデルのレコーダーでのみ使用できます。 |
[名前の変更] | タップすると[設定名]ウィンドウが開き、保存した設定の新しい名前を入力できます。 |
トランセクトを実行するにはSong Meter ConfiguratorアプリをSong Meter Mini Bat 2とペアリングしたままにしておく必要があるため、[トランセクト]画面には設定ライブラリ内からはアクセスできません。
[Bluetoothビーコンの送信]設定は設定ライブラリからは編集できませんのでご注意ください。この設定は、ペアリングされたレコーダーでのみ編集できます。この設定の詳細については、「[Bluetoothビーコンの送信]」を参照してください。
[ユーティリティ]メニュー
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ペアリングされたSong Meter Mini Bat 2を設定する場合、[ユーティリティ]メニューからいくつかの便利な機能に簡単にアクセスできます。
[ユーティリティ]メニューにアクセスするには、ペアリングされたレコーダーの設定に表示される[設定編集]画面の右上にある[ユーティリティ]アイコンをタップします。
[ユーティリティ]メニューには、以下の機能があります。
[マイクのテスト] | タップすると、Song Meter Mini Bat 2のマイクをリファレンス信号発生器でテストするためのインタフェースが開きます。 詳細なテスト手順については、「マイクの感度テスト」を参照してください。 |
[SDカードのフォーマット] | タップしてSong Meter Mini Bat 2のSD カードをフォーマットし、すべての内容を消去してカードを初期化された状態にリセットします。 SDカードをフォーマットする複数の方法については、「SDカードのフォーマット」を参照してください。 |
[レコーダーを工場出荷時の設定に復元する] | タップすると、Song Meter Mini Bat 2のデフォルト設定に戻ります。 詳細な手順については、「レコーダーの工場出荷時の設定への復元」を参照してください。 |
[カードからファームウェアまたは設定を読み込む] | タップすると、SDカード上のファイルからSong Meter Mini Bat 2のファームウェアや設定を更新できます。 ファームウェアの更新手順については、「レコーダーのファームウェアの更新」を参照してください。 SDカード上の設定ファイルの操作の詳細については、「SDカード上の設定ファイル」を参照してください。 |
[Wildlife Acousticsに診断を電子メールで送信する] | タップすると、Song Meter Mini Bat 2からエクスポートされた診断ファイルと共にWildlife Acousticsサポートチーム宛の新しいメールが生成されます。 診断ファイルをエクスポートする詳細と代替方法については、「診断ファイルのエクスポート」を参照してください。 |
[位置とタイムゾーン]画面
Song Meter Mini Bat 2の配備位置とタイムゾーンは、[位置とタイムゾーン]画面で設定し、[設定編集]画面からアクセスできます。
位置とタイムゾーンの情報は、Song Meter Mini Bat 2レコーダーによって作成されたファイルのメタデータに埋め込まれます(「SDカードの内容」を参照)。
日の出時刻または日の入り時刻を録音スケジュールに使用する場合、保存された位置設定がレコーダーの実際の配備位置と約0.25度以内で一致している必要があります。
タイムゾーン設定は、レコーダーに従わせたいタイムゾーン規則と一致する必要があります。夏時間を実施している地域では、標準時と夏時間ではタイムゾーンの規則が異なることにご注意ください。
配備位置とタイムゾーンは、Song Meter Mini Bat 2レコーダーを初めてSong Meter Configuratorアプリとペアリングしたときに自動的に設定できます(「レコーダーのSong Meter Configuratorアプリとのペアリング」を参照)。
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[位置とタイムゾーン]画面には、ペアリングされたレコーダーを設定するとき、または設定ライブラリで設定を編集するときに、設定編集からアクセスできます。[設定編集]で、[設定]見出しの下にある[位置とタイムゾーン]をタップします。
[位置とタイムゾーン]画面を終了するには、画面の左上隅にある[<](戻る)アイコンをタップします。
モバイルデバイスがインターネットに接続されている場合、または近くのエリアがオフラインマップとして Google MapsTMに保存されている場合、このパネルにはインタラクティブマップが表示されます。ペアリングされたSong Meter Mini Bat 2または設定に保存された位置が赤いピンで示され、モバイルデバイスの現在位置が青い点で示されます。青い点の周りの水色のハローは、モバイルデバイスが検出した位置の精度レベルを示します。
注記
特定の地域の地図データをモバイルデバイスに保存し、Google MapsTMアプリを使用してオフラインで使用できます。詳しい手順については、このGoogleサポート記事を参照してください。
注記
携帯電話に接続できないタブレットの多くには、GPSアンテナが内蔵されていません。GPSアンテナがなくても、タブレットは近くのWi-Fiルーターからおおよその位置を検出できますが、このデータはあまり正確ではなく、Wi-Fiルーターが近くにある場合にしか利用できません。
Garmin GLOTM 2などの専用GPSユニットとペアリングされたタブレットを使用することで、より正確な位置データにアクセスできます。
[位置とタイムゾーン]画面の地図は、Google MapsTMのインタフェースに基づいています。地図の操作に使用されるジェスチャの多くは、Google MapsTMアプリで使用されるジェスチャに似ています。
1本の指でタッチしてドラッグすると、マップを任意の方向に画面移動できます。
1本の指でダブルタップすると、タップした場所が拡大されます。
2本の指でピンチすると、2本の指を広げたり、近づけたりしてズームイン/ズームアウトできます。
1本の指で1回タップすると、タップした場所が赤いピンでマークされ、配備位置として保存されます。
十字線アイコンをタップすると、モバイルデバイスの位置がマップビューの中央に表示されます。
トランセクトインタフェース
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[トランセクト]画面には、次のインタフェース要素が含まれています。
[< トランセクト](戻る)アイコン | タップしてトランセクトインタフェースを終了し、 設定編集に戻ります。アクティブなトランセクトは引き続きバックグラウンドで実行されます。 |
[衛星] / [地図] | タップすると、マップインタフェースが簡略化されたマップビューと衛星画像から作成されたマップビューの間で切り替わります。 |
[経路を非表示] / [経路を表示] | タップすると、モバイルデバイスの位置を表す経路が表示または非表示になります。これは5秒ごとに更新されます。経路は、[トランセクト]ビューで非表示になっている場合でも、トランセクト終了時にKMLファイルに保存されます。 |
[トランセクトを開始] / [トランセクトを停止] | タップしてトランセクトを開始または終了します。 |
十字線 | タップすると、モバイルデバイスの現在地がマップビューの中央に表示されます。 |
[トランセクト]画面のマップビューは、Google MapsTMインタフェースに基づいています。地図のナビゲートは、以下のようなGoogle MapsTMと同じタッチジェスチャをサポートしています。
1本の指でタッチしてドラッグすると、画面上でマップを任意の方向に移動できます。
1本の指でダブルタップすると、タップした場所が拡大します。
2本の指でつまむと、2本の指を広げたり、近づけたりしてズームイン/ズームアウトできます。
スケジュールエディターのインタフェース
スケジュールエディターは[設定編集]画面の下半分を占めます。
このセクションと次のサブセクションでは、スケジュールエディターのインタフェースと編集インタフェースの各要素の基本機能について説明します。スケジュールの仕組みとカスタムスケジュールを自分で設計する手順については、「カスタムスケジュールの設計」を参照してください。
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スケジュールエディター: 上部要素
[電池・カード寿命の推定] | タップすると、[電池・カード寿命の推定]ウィンドウが開きます。 |
[カレンダーで表示] | タップすると、アクティブなスケジュールのスケジュールカレンダーが開きます。 |
プリセットスケジュール | タップしてプリセットスケジュールのいずれかを選択します。これを行うと、既存のスケジュールが上書きされます。 |
プリセットスケジュール
Song Meter Configuratorアプリには、いくつかの一般的な録音スケジュールのプリセットスケジュールが含まれています。これらはそのまま使用することも、カスタムスケジュールの開始点として使用することもできます。[4]
超音波録音用にプリセットされているスケジュールは、以下のとおりです。
[コウモリを1日24時間録音(トリガーが必要)]
[コウモリを日の入りから日の出まで録音(トリガーが必要)]
[コウモリを日の入り前30分から日の出後30分まで録音(トリガーが必要)]
可聴音録音用にプリセットされているスケジュール(オプションの可聴音用マイクが接続されている場合) は、以下のとおりです。
[鳥・カエルを24時間録音]
[鳥・カエルを毎時間30分録音]
[鳥・カエルを毎時間5分録音]
[鳥・カエルを日の出から日の入りまで録音]
[鳥・カエルを日の出・日の入りの前後2時間録音]
プリセットスケジュールの選択
プリセットスケジュールは、ペアリングされたレコーダーに直接適用することも、設定ファイルの一部として設定することもできます。
設定編集を開いて、ペアリングされたレコーダーを設定するか、設定ファイルを編集します。
「[設定編集]画面」を参照してください。
[スケジュール]見出しの下で、現在のスケジュールの名前が表示されているドロップダウンメニューをタップします。
現在のスケジュールがプリセットスケジュールのいずれかに一致する場合、そのプリセットの名前が表示されます。それ以外の場合は、 [カスタムスケジュール]という名前が表示されます。
ドロップダウンメニューで、目的のスケジュールをタップして選択するか、メニューの外側をタップして変更をキャンセルします。
ペアリングされたレコーダーを設定する場合、プリセットスケジュールを選択すると、そのスケジュールがただちにレコーダーに適用されます。
設定ファイルを編集する場合、選択したプリセットはただちに設定ファイルに適用されます。
スケジュールブロック要素
各スケジュールは最大10個のスケジュールブロックで構成でき、[プリセットスケジュール]ドロップダウンメニューの下に縦に一覧表示されます。各スケジュールブロックには、以下の要素が含まれます。これらの要素の機能とその使用方法については、「 カスタムスケジュールの設計」でより詳細に説明されています。
[日付範囲の追加] / [日付範囲の削除] | タップすると、[開始日]、[日単位のデューティサイクル]、 [終了日]機能をスケジュールブロックに追加したり、スケジュールブロックから削除したりできます。これらの機能を無効にすると、スケジュールブロックは毎日実行されます。 |
モード | Song Meter Mini Bat 2にオプションの可聴音用マイクが取り付けられている場合、このメニューで、スケジュールブロックの超音波録音をアクティブにするか可聴音録音をアクティブにするかを選択します。 |
[開始日]: [月]と[日] | 日付範囲 がアクティブな場合、これらのドロップダウンによってスケジュールブロックの実行が開始しる日付が決まります。 |
これらの制御機能は、24時間の間にスケジュールブロックの実行を開始するタイミングを決定します。
[時間] / [日の出]/[日の入り] | [時間]を選択すると、 スケジュールブロックは毎日クロックの決まった時間に開始します。 [日の出]または[日の入り]を選択すると、スケジュールブロックはそれぞれ日の出または日の入りを基準にした固定オフセットで開始します。 |
[+] / [-] | [時間]を選択しているときはアクティブになりません。 [日の出]または[日の入り]を選択している場合:
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[時間]と[分] | [時間]を選択すると、このドロップダウンは24時間制を使用してスケジュールブロックの実行を開始する固定時間を定義します。 [日の出]または[日の入り]を選択すると、このドロップダウンは日の出または日の入り前後のオフセットの長さを定義します。 |
[常時] / [サイクル] | タップして、スケジュールブロックが開始時刻と終了時刻の間に連続して実行するか、デューティサイクルに従うかを選択します。 |
[デューティーオン]: [時間]と[分] | [サイクル]を選択すると 、このドロップダウンはデューティサイクルのアクティブ部分の長さを定義します。 |
[デューティーオフ]: [時間]と[分] | [サイクル]を選択すると 、このドロップダウンはデューティサイクルの非アクティブ部分の長さを定義します。 |
これらの制御機能は、24時間の間にスケジュールブロックの実行を終了するタイミングを決定します。
[時間] / [日の出]/[日の入り] | [時間]を選択すると、 スケジュールブロックは毎日クロックの決まった時間に終了されます。 [日の出]または[日の入り]を選択すると、スケジュールブロックはそれぞれ日の出または日の入りを基準にした固定オフセットで終了します。 |
[+] / [-] | [時間]を選択しているときはアクティブになりません。 [日の出]または[日の入り]を選択している場合:
|
[時間]と[分] | [時間]を選択すると、このドロップダウンは24時間制を使用してスケジュールブロックの実行を停止する固定時間を定義します。 [日の出]または[日の入り]を選択すると、このドロップダウンは日の出または日の入り前後のオフセットの長さを定義します。 |
これらの制御機能は、特定のスケジュールブロックで[日付範囲]が有効になっている場合にのみ表示されます。
[常時] / [サイクル] | タップして、スケジュールブロックを[開始日]と[終了日]の間毎日実行するか、デューティサイクルに従ってどの日に実行するかを決定するかを選択します。 |
[デューティーオン]: [日数] | [サイクル]を選択すると 、[日中のデューティサイクル]のアクティブ部分の長さが日数で定義されます。 |
[デューティオフ] | [サイクル]を選択すると 、[日中のデューティサイクル]の非アクティブ部分の長さが日数で定義されます。 |
[終了日]: [月]と[日] | [日付範囲]がアクティブな場合、このドロップダウンはスケジュールブロックの実行が停止される日付を決定します。 |
[追加] | 一番下のスケジュールブロックの右下にあります。タップすると、最大10個まで新しいブロックがスケジュールに挿入されます。 |
[削除] | 各スケジュールブロックの右下にあります。ただし、複数のブロックが存在する場合に限ります。タップすると、そのブロックがスケジュールから削除され、最低で1つになります。 |
スケジュールカレンダー
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スケジュールカレンダーは、録音スケジュールを視覚表示します。終日にわたってレコーダーがいつアクティブになるかがわかります。これは、複数のスケジュールブロックで構成される複雑なスケジュールで特に役立ちます。スケジュールカレンダーを確認すると、以下が可能になります。
カレンダーに表示されているスケジュールが、意図したスケジュールと一致していることを確認する。
複数のブロックの録音時間が重なっていないか確認する。
超音波録音時間と可聴音録音時間の間に矛盾がないかを調べる。
配備中の日の出と日の入りの変化がスケジュールにどのように影響するかを確認する。
日付範囲または日中のデューティサイクルのあるスケジュールブロックが予定日にアクティブであることを確認する。
録音時間の詳細と録音スケジュールの作成方法については、「カスタムスケジュールの設計」を参照してください。
[設定編集]画面からスケジュールカレンダーにアクセスするには、[カレンダーで表示]をタップします。
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スケジュールカレンダーを終了するには、次の2つの方法があります。
画面の左上隅にある[<]アイコンまたはスケジュール名をタップする。
1本の指で画面の左端をタッチし、右にスワイプする。
カレンダーには、日曜日から土曜日まで、一度に1週間の日付が横に並べて表示されます。現在表示されている日付は、カレンダーパネルの上部に表示されます。選択された日付が1つだけ青色の枠線の薄い灰色で強調表示されます。カレンダー画面の右上には選択した日付の月と年が表示されます。
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月を移動するには、月と年テキストの両側にある[<]と[>]ボタンをタップします。
週を移動するには、カレンダーのメインパネルの任意の場所を指1本でタッチし、左または右にスワイプします。
選択した日付を変更するには、カレンダーのメインパネルの上にある曜日名または日付をタップします。選択した日付によって、カレンダーに表示される日の出時刻と日の入り時刻の値が決まります(「日の出時刻と日の入り時刻」を参照)。
時刻は、カレンダーのメインパネルで視覚的に1時間のブロックに分割されます。各ブロックには、カレンダーのメインパネルの左側の縦軸に時間でラベルが付けられています。
時刻をスクロールするには、1本の指でメインカレンダーパネルをタッチし、上または下にドラッグします。
縦方向のズームレベルを調整するには、2本の指を縦に並べてカレンダーパネルをタッチし、指2本を合わせたり離したりします。
縦軸の時間ラベルに12時間制と24時間制のどちらを使用するかを変更するには、時間軸の上にある[12/24]トグルスイッチをタップします。


12時間制(左)と24時間制(右)。
スケジュールカレンダーには、選択した日付に対して計算された日の出時刻と日の入り時刻が縦軸に表示されます。日の出は黄色い線とアイコンで示されます。日の入りはオレンジ色の線と
アイコンで示されます。
日の出と日の入りを示す線は表示されている週全体にわたって表示されますが、正確に計算された時刻は選択した日付のみに基づいています(「日付のナビゲートと選択」を参照)。
注記
日の出と日の入りは、レコーダーが保存した配置場所とタイムゾーンに基づいて日付ごとに計算されます。現在の日付のカレンダーに表示されている日の出時刻と日の入り時刻が実際の時刻と一致しない場合は、「[位置とタイムゾーン]画面」をチェックして次の点を確認してください。
保存された位置が緯度と経度0.250度以内の精度である。
保存されたタイムゾーンが現在のローカルタイムゾーンと一致している。
Song Meter Configuratorアプリとペアリングしない限り、Song Meter Mini Bat 2は夏時間と標準時間の間の変化に合わせて調整されないのでご注意ください。
録音時間は、さまざまな色の丸い長方形としてカレンダーに表示されます。
白: 可聴音。
青: 超音波。
赤: 可聴音録音時間と超音波録音時間の競合。
スケジュールカレンダーの各色の意味を示す凡例を表示するには、メインカレンダーパネルの左上にあるアイコンをタップします。
互いに重複する同じタイプの録音時間は、1つの結合された録音時間として表示されます。これは、Song Meter Mini Bat 2が重複する録音時間を1つの長い録音時間にまとめられていることを意味します。
可聴音録音時間と超音波録音時間が重なる区間は赤で表示されます。Song Meter Mini Bat 2は、一度に1つの録音モードしか使用できません。これらの競合の間、レコーダーは可聴音モードで録音します。
[設定ライブラリ]画面
[設定ライブラリ]画面には、[レコーダー]画面または[アプリ情報]画面の中央下部にある[設定ライブラリ]アイコンをタップするとアクセスできます。
設定ライブラリでは、設定ファイルを保存、編集、共有できます。設定ファイルには、Song Meter Mini Bat 2の設定のほぼすべてが保存されています。設定ファイルを使用すると、同じ設定を複数のレコーダーや複数の配備に一貫して適用できます。詳細については、「設定ファイルの管理」を参照してください。[5]
設定ライブラリインタフェース
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[設定ライブラリ]画面の一番上の情報バーには、次の2つのボタンがあります。
[削除] | リストから1つまたは複数の設定を選択した後、このボタンをタップして削除します。「保存済み設定ファイルの削除」を参照してください。 |
[共有] | リストから1つまたは複数の設定を選択した後、このボタンをタップすると、デバイス上の別のアプリを使用して設定ファイルを共有できます。「保存済み設定ファイルの共有」を参照してください。 |
各設定のエントリには、次の要素が含まれます。
選択バブル | 各リストエントリの左側にあるこのバブルをタップして、削除または共有する設定を選択します。複数の設定を一度に選択できます。 |
設定名とモデル | このテキストには、各設定の名前と、それを使用できるSong Meterモデルが表示されます。 このテキストをタップして設定を編集します。以下を参照します。 保存済み設定ファイルの編集 |
[設定ライブラリ]ウィンドウの右下隅には、もう1つのボタンがあります。
[+ ](設定の追加) | このアイコンをタップすると、新しい設定を最初から作成できます。「[設定ライブラリ]画面での設定ファイルの作成」を参照してください。 |
設定ライブラリ自体のインタフェースの下には、[レコーダー]画面および[アプリ情報]画面にアクセスするためのボタンがあります。
[アプリ情報]画面
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[アプリ情報]画面には、[レコーダー]または[設定ライブラリ]画面それぞれの下にある[アプリ情報]ボタンをタップしてアクセスします。この画面には以下が含まれています。
アプリの現在のバージョンに関する情報。
Wildlife Acousticsレコーダーのユーザーガイド、チュートリアルビデオ、よくある質問へのリンク。
Song Meter Configuratorアプリの言語設定。
Wildlife Acousticsの連絡先情報。
その他のWildlife Acoustics製品に関する情報。
アプリのバージョン番号とリリースノート
Song Meter Configuratorアプリの現在のバージョンが表示されます。このエントリをタップすると、インストールされているアプリバージョンのリリースノートを含む画面が開きます。
ユーザーガイド、チュートリアルビデオ、よくある質問
Song Meter MiniおよびSong Meter Microファミリーのレコーダーのすべてのバージョンのユーザーガイドには、アプリ内からアクセスできます。これらのユーザーガイドはアプリのインストールに含まれているため、インターネットに接続していなくてもアクセスできます。
チュートリアルビデオとよくある質問に入力すると、お使いのデバイスのウェブブラウザーウィンドウが開き、弊社のウェブサイト上の対応するページが表示されます。「動画チュートリアル」および「よくある質問」を参照してください。
これらのページを表示するには、インターネット回線が必要です。
[アプリとガイドの使用言語]
この項目をタップすると、Song Meter Configuratorアプリと内蔵ユーザーガイドで使用される言語を変更できます。デフォルトでは、アプリはiOSまたはAndroidデバイスの言語システム設定を使用します(その言語の翻訳が存在する場合)。このメニューのオプションを手動で選択すると、デフォルト設定が上書きされます。
Song Meter Configuratorアプリは次の言語で利用できます。
英語
フランス語
スペイン語
ポルトガル語
中国語
ドイツ語
日本語
その他のリンク
- [お問い合わせ]
この項目をタップすると、Wildlife Acousticsサポートである
support2024@wildlifeacoustics.com
宛ての空白メールが生成されます。 メールを送信するには、アクティブなインターネット回線が必要です。また、wildlifeacoustics.com/supportにある弊社のWebサイトのサポートお問い合わせフォームからWildlife Acousticsサポートにお問い合わせいただくこともできます。
- [メーリングリストに参加する]
ウェブブラウザーが開き、メーリングリストに参加できるページが表示されます。メールリストに登録して、今後のトレーニング機会、重要なテクニカルサービス速報、ウェビナー、四半期ごとの助成プログラム、製品の最新情報に関する通知を受け取りましょう。
- [Echo Meter Touch 2コウモリ検出器]
ウェブブラウザーがEcho Meter Touch 2の製品ページを開きます。Echo Meter Touch 2は、スマートフォンやタブレットを使用してコウモリの反響定位をリアルタイムで聞いたり録音したりできるデバイスです。(USB-Cポートを備えたAndroidおよびiOSデバイスと互換性があり、PROとスタンダードの2つのバージョンがあります。)
- [Kaleidoscope Proサウンド分析ソフトウェア]
ウェブブラウザーがデスクトップ音声分析ソフトウェアKaleidoscope Proの製品ページを開きます。
- [Wildlife Acoustics, Inc.について]
弊社に関する短い情報ページを表示します。
[4] スケジュールシステムの仕組みとスケジュールの変更方法の詳細については、「カスタムスケジュールの設計」を参照してください。
[5] レコーダー名と[Bluetoothビーコンの送信]設定は、設定ファイルでは設定できません。これらの設定を変更するには、ペアリングされたレコーダーの直接設定を行う必要があります 。